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2019年9月

2019年9月23日 (月)

H2SXSEに乗り始めて7000kmでのインプレ

H2SXSEですが、昨年12月に乗り始めて、7000kmを超えました! 乗り始めた頃よりかなり感じるところが変わってきたので、現在思うところを書きます!

まずやはり誰しもこのバイクに惹かれるポイントは間違いなく

 スーパーチャージドエンジン

でしょう! 乗り始めはH2の雑誌やネットのインプレでプロのライダーですら恐怖する加速やパワーという感想を思い出し、恐る恐る乗っていましたが・・・確かに3000~4000回転以上は強烈な加速とパワーを体感できますが、それ以下の回転域では非常にマイルド。パワーをうまく制御してあって乗りやすいことこの上なし! マイルドな中にもそこは200PSのエンジン。余裕たっぷりで1速、2速でアクセルオフ状態でもエンストの気配を感じることがありません。

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またこのエンジンのすごいところは何速だろうが、何回転だろうが、一切関係なくどんな状態からでもアクセルを捻ればあっという間に加速していきます! 加速がスムーズすぎて迫力に欠けるところはありますが・・・ZZR1400のような大排気量車の怒濤の加速感とはかなり異なり、この加速感は異次元な感じです。なんとなく戦闘機のような加速感・・・戦闘機に乗ったことは無いですが(^-^;

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ブースト圧のききはじめる3000から4000回転を境に別のエンジンのように感じます。3000回転ぐらいまでは、カワサキ車特有?のガサガサしたエンジン音ですが、3000あたりからなめらかになり始め、4000回転から上は非常にスムーズに回っている感じがします。またハンドルへの振動も4000回転以上ではほとんど感じない・・・様な気がします。おかげで高速を長時間走っても右手が痺れにくいです。

ただミッションはカワサキらしい・・・1速へ入れた際の

 ガチャコン!!

は健在です。ホンダ車しか乗ったことの無い人がカワサキ車に乗り換えると、この「ガチャコン」に驚いてミッションが壊れていると思う(カワサキメカニックさん談)ほどの衝撃と音がします。Z1000のミッションが非常に静かだったので、カワサキも進歩している?なぁと思ったのですが、H2SXSEでは今まで通りでした。
あと、7000km以上走った今でも1速からニュートラルへは入りづらい・・・というか入りません! 70%ぐらいの確率で入りません。ただ2速からはほぼ100%ニュートラルへ入るので、ニュートラルへ入らなくて困ることは無いです。

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高速はカウルと重量のおかげで非常に楽です。バイクではなく車に乗っているのに近い安定感・安心感があります。姿勢はやや前傾ですので、やはり長距離を走ると50歳目前のおっさんは腰が痛くなりますが、まめに休憩を入れて走れば腰が痛むことはなく、いくらでも走れそうな気がします。

前車のZ1000と比べるとブレーキもまた非常に紳士的。私の個体だけかもしれませんが、ガツン!と効く感じはありません。ギュッ!とレバーを握っても、スーッと止まります。ギュッ!と握ればガツン!と効くわけでは無いので、人によっては頼りなく感じるかも知れませんが、普通に走っている状態ではこの方がぎくしゃくしないで走れていいかもです。決して効かないわけではなく、ちゃんと思ったところで止まれますので問題は全くありません。ブレーキのきき方の好みによっては、好き嫌いあるかもですね。それにまだABSが動作するほど急ブレーキは掛けたことが無いので、ABSが動作手前ぐらいギュッとブレーキを掛ければ、ガツンと効くのかも?

コーナーリングでは私のようなびびりの下手くそでもスィーッと曲がれます。コーナーリングのバンク中の安定感がすばらしい! これも電子制御のおかげなのか何なのかわかりませんが、こんなに乗りやすいバイクは初めてです!

荷物の積載性も平らで広いタンデムシートとタンデムバーのおかげで非常に良い! Z1000とは雲泥の違いです! それに純正パニアもありますし、荷物積載には困ることはなさそうです。

足回りは・・・正直言って私のような素人には全く問題ありません。何の不満もありません。サスの設定は標準設定よりも少し弱めにした方が、細かいギャップでの振動が減って良いかも? 何にしてもセッティングも簡単に変更できるし、何の問題もありません。

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H2SXSEならではの装備としては、コーナーリングライトがありますが、正直なところ最初は

 コレは要らないなぁ

と思ってました。が、夜間走行でコーナーの先を照らしてくれることがこんなに見やすく、安心感があるとは! これはちょっと良い意味で期待を裏切ってくれたというか、コーナーリングライト良いです!! 一度使うとやめられません!

で、まだ使ったことが無い機能がクイックシフター。なんかあまり必要性を感じないというか、体に染みついた癖で、シフトチェンジの際にはついクラッチを握ってしまうので・・・ちなみに初期設定でONになっているのかと思い込んでいましたが、先日オイル交換の際にメカニックさんと話していて、OFFになっていることが判明。ONにするとちゃんとディスプレイに「KQS ON」と表示されるんですね・・・試して見なくて良かった。メカニックさん曰く、「レースで使えるほどシビアなモノでは無いが、公道では十分使えて運転が楽になるのでぜひ一度使ってみて」とのことだったので、また気が向いたら試してみようと思います。

クルーズコントロールは思った通り楽ちんです! 最初こそ、アクセルを握っていないのに走っている状態に違和感を覚えましたが、慣れればこんなに楽なモノはありません! いちおうアクセルに手を添えていると、ちょっとした手の動きでクルコンが解除されてしまうので、右手をしっかり休めたい時は、周囲の安全を確認し、ハンドルから手を離しておいた方が安定して走れます。

ところで最近ふと気づいたのですが、実は燃費が非常に良い! 乗り始めた頃はZ1000とあまり変わらない(16~19km/L)感じだったのですが、慣れてきた最近は、エンジンのパワーにまかせて50km/h以上では5速オートマ状態。40km/h以下でも4速でまかなえるので、最近は4、5速メインであまり回さずに走っていると20km/L以上軽く走るんです! 高速オンリーで法定速度程度で流していると28km/Lまで伸びました!

このように特に不満の無いH2SXSEですが、唯一の欠点は・・・

 止まると重い

ことでしょうか(^-^;。それでもZZR1400よりかは軽く感じますが、でも重い。総重量300kg弱・・・重たいモノは重たいのです。この重さが走行時の安定性に役立っているかと思うと軽い方がいいとも一概にはいいにくく・・・どうしようもないところですね。

あと夏場に熱いというのを問題にする人もいますが、個人的な感想は、確かに熱いですけどZZR1400よりかはかなりましに感じました。ZZR1400は脚を低温やけどしたこともありますが、そこまでの感じは無かったです。Z1000とさほど変わらない感じ?

とにかくどうしてもエンジンに目が行ってしまうバイクですが、7000kmほど乗って感じることは

 実はめちゃくちゃ乗りやすいバイク

ということです。もちろん200PSのスーパーチャージドエンジンをうまく制御してあるからこその乗りやすさなので、やはりエンジンが肝なんでしょうけども・・・。どうしても最高速やパワーの方に目が行ってしまいがちですが、このバイクのすごいところは、常用する低回転域はパワーをうまく制御して非常に乗りやすく仕上げ、かつ4000回転から上はスーパーチャージドエンジンの強烈なパワーをもろ出しして、パワーを体感できるという点かなと思います。

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とにかく慣れればこんなに乗りやすいバイクは無いです! 存在感もひときわですし、私は買って後悔無しです 。

1点だけ無理矢理けちを付けるとすると・・・タンデムする時の背もたれ代わりにできるトップケースもヴェルシスのように純正でステーとセットで用意してくれると何もいうことないのですが(^^)。

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2019年9月 8日 (日)

2019コウノトリチャレンジライド

今まで参加した中で一番コースが気に入ったコウノトリチャレンジライド。城崎温泉を出発して、海岸線を経て、出石を回って城崎温泉に戻ってくるという約120キロのロングライドイベント。

 今年も参加です!!

今年はH2SXSEがあまりにも乗っていて楽しいので、暇があればバイクに乗ってばかりで完全な練習不足・・・

しかし!コウノトリチャレンジライドは昨年走ってて一番楽しめたコースで、あまりキツかったイメージが無かったので何とかなるだろうと練習不足のまま参加・・・これが後々なんともならないことを思い知ることになろうとは、全く思ってませんでした。

当日は4時前に出発。この時間帯は渋滞など皆無ですので、調子よく京都縦貫道を走って由良川PAにて休憩と、途中のコンビニで購入した朝ご飯をいただきます。調子よく来たので5時半頃だったか?朝食にはちょっと早いかなとも思いましたが、朝食済ましました。

6時半過ぎには駐車場に到着。受付は7:30までなんで、7時には駐車場から会場へ出発したいところ。ちょっと急いで準備します。

スタート地点の城崎中学校のグランドに7:20頃到着。めちゃ速い方達のスーパーでは無い方にエントリーしたので、「B」の枠に自転車を並べます。自転車を並べた順に出発するので、早く並べた方が早く出発できるということを昨年学習しましたので、昨年は勝手が分からず、グズグズしてしまいましたが、今年はグランドにさっさと自転車を置いて受付にいきます。

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開会式直前には受付済ませて、ゼッケン着けて、トイレにも行って準備万端。昨年は限りなく最後尾での出発でしたが、今年はBの2番目のブロックの前から2/3ぐらいのところ。それでも8時からスタートして、たっぷり30分以上は待ったような・・・(-_-;

8:40頃やっと出発! 出発後、緩やかな登りから始まって、徐々に勾配が増して坂が続きます。昨年はこの登りで既に遅れている人を見て

 こんな序盤のこの程度の坂で遅れてたら完走なんて無理なんじゃ無い?

などと偉そうなことを思っていましたが、昨年はそう思えるぐらい最初の登りは全く苦になりませんでした・・・が!今年は昨年ほど楽では無い? 余裕はあるけど、なんか思ったよりもこの坂きつい・・・?

しかも朝飯が早すぎたせいか、スタートしてすぐにお腹が空いてきました・・・これはやばぃ?

15kmの最初の給水所に9:20頃着。この時には完全にお腹すいてました(+_+)。でもここは給水所で食事はありません。でも二十世紀梨が大量に準備されていたので、ひたすら梨を食べて、空腹感を少し和らげます。

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この後もしばらく坂が続きます。明らかに昨年よりキツい!ここに来てようやく気づきます(^-^;。練習不足もあるのですが今年は昨年より暑い! 激アツどころではないかった極暑の美山を走り切って暑さには自信があったつもりですが、練習不足に暑さが加わって、約29km地点のAS1に着く頃にはかなりばててました(+_+)。10時過ぎに到着。とりあえずチェックを受けて、補給食をお腹に流し込みます!

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正直なところ・・・序盤でこのばて具合はかなりやばい・・・しかも登りではスピードが出ずに思った以上に時間がかかってしまっていたようで、休憩後には制限時間まで30分の10:30になってました!

 やばいよ!やばいよ!

と思いながら走るのですが・・・まだ半分も走ってないのにバテバテです・・・こいつはマジでやばいなぁ・・・初のDNFなんてことも頭の中をチラチラ。しかも給水所2の道の駅神鍋高原までは登りです。このコース最大の登りが続きます! 昨年はこんなキツさは全く感じなかったのになぁ・・・と思いつつ、やっと11:30過ぎに給水所2に到着です。

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でも制限時間までは20分ほどしか余裕がありません! ゆっくり休む暇も無く、出発。唯一の救いは給水所2からしばらくひたすら下りが続きます。一気に下って少し体力を回復させたと思ったら、給水所3但馬空港の手前には急な登りが続きます! 昨年はこの坂も苦も無く登れたのに・・・今年は死にそうです・・・ギリギリ足を着かずに登り切って、給水所に着いた時にはもう倒れそうでした・・・。

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思い返せばここが一番キツかったですね。とにかく暑さもピーク、疲労もピーク。しかもここは給水所なんで固形食はなし。自販機もほとんど売り切れ。水とゼリー状補給食しかなく・・・時間が気になりつつもとにかくわずかな日陰に座って休憩し、体力を回復させます。

 ・・・でも体力全く回復の兆し無し・・・

ここでは熱中症の手前の状態だったかと思います。ほぼ心も折れていましたが

 最後のASまで行って、昨年感動したあの冷たいブドウを食べよう・・・
 ブドウさえ食べれればリタイヤでいいや

と決心し、12:40頃なんとか走り出します。幸いなことに、給水所3の但馬空港からはしばらく下りです。一気に下って、平地を25km/hぐらいでタラタラ走りながら、13:30にAS2ローソンに到着です。

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ここで出石そばを暑さでくらくらしながら一気に流し込み、日陰で休憩します。でも全然回復した気がしません・・・。時計を見ると、またもや制限時間まで20分ほど。14時過ぎに慌てて出発。この後、最後のASまでに200mほど登らねばなりません。体力持つかなぁと思いつつ、もうできることはペダルを回すことしかありません!

AS2を出てしばらくして登り始めます。ヘロヘロになりながらペダルを回しているのが良かったのか、登りで楽なペダリング方法に開眼します! それは踏み込む時のみ脚に力を入れて、引き上げの脚は完全に脱力して脚を休ませるという方法です。

左脚を踏み込んでいる時には、反対の右脚は引き上げになるので、力を入れずにペダルの上に乗せているだけの状態にしてわずかですが休ませます。次に右脚で踏み込むことになるのですが、わずかですが休ませたことでグイッと踏み込むことができます。今度は左脚を脱力して休ませます。これを繰り返していると、主に暑さで体力を削られていて、脚はまだ残っていたので意外と頑張れるんです!

もちろん動力としては引き足が使えないので通常の半分なんでスピードはでません。でも足を着くこと無く、確実にペダルを回し続けることができるんです!

この休憩・踏み込みのペダリングでもって、なんとかAS3前の登りも制覇! AS3へ15:00になんとか到着です! ここでは当然目標としていた冷たいブドウをいただきます!

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 今年もよく冷えてます!甘いです!最高にうまいブドウです!!

ブドウ食べて、水を頭から掛けてもらってクールダウンし、精神的に復活!! 顔を手で触ると・・・顔中にびっしりと塩吹いてました(*_*)。ここでもやはり制限時間までは20分。一時は絶対完走は無理かと思われましたが、何とかなりそうな感じがする!

AS3からは少しだけ登りですが、そこも先ほど編み出した「踏み込み・脱力」のペダリングでもってクリア。後は平地のみ。

でもここからの平地は川沿いで海からの向かい風がすごいんですよ・・・しかも100キロほど走ってきて脚もあまり残っていないということで、平坦ですがちっともスピードが出ません(x_x)。

案の定、ガシガシ後続の方に抜かれ、かろうじて張り付いた隊列の最後尾からもじりじり離されます。これだから平坦は嫌いなんだとつぶやきながら、前の人が下ハンにもちかえて加速しだしたのに気づき、私も真似してみます・・・すると驚いたことに前の人に離されること無く、気づけばスピードも36km/hに!

下ハンを持った際にはやや前傾がきつくなって、ペダリングの際もメインで使う筋肉が少し違うのでしょうかね? ここまで全く下ハンを持たずに来たので、ほぼ使っていない筋肉を使うためか、この終盤に来てグイグイ加速していけます! 先ほど置いて行かれた集団を抜き去り、なお加速!! コレすごいなぁと思いつつ突っ走ってましたが、まだ残り10km以上あることなんか考えると最後までこの調子で行けるとは思えない・・・というのでスピードダウン。下ハンからブラケットに持ち替え、またのんびり走ります。

案の定、最後の川沿いは今まで以上に向かい風がひどく、なんか全然進みません・・・。まあ、それでもペダルを回していれば着実にゴールは近づいてくるモノでして、やがて橋を渡って対岸の温泉街側に渡ると、風もなく、温泉街の中はお店の方々が声援を送ってくれるので、一気に駆け抜けて16時にゴール!

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ゴール後はアンケートを書いて、カレーを頂きます!

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今年は暑さと練習不足とで、あれだけ快適に走れた昨年とは違って、非常にギリギリのロングライドとなってしまいました。なんとか完走できましたが、やはり日頃の走り込みは、ロングライドを楽しむためにも必要だなと痛感しました。余裕があれば昨年のように、楽しんで走れますが、余裕が無いとタダひたすらキツいだけと・・・。

そして今年も駐車場に戻ってしまうと、温泉街まで戻る気力は無く・・・せっかくなんで温泉入りたかったんだけどなぁ・・・

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